tommy(@tommy21892986)です。こんにちは。
- アウトドアが好きすぎて何か資格がほしい
- いざという時に役立つスキルが欲しい
- なにか専門的なことを学びたい
そんな方におすすめです。
ウィルダネスファーストエイドとは?
言葉の意味はこんな感じです。
- wilderness=ウィルダネス状況下
- first aid=応急処置
また、ウィルダネス状況下とは、
- 「傷病への決定的な処置(病院での医療的処置)を受けられるまで時間を要する状況」
と定義されてるようです。
つまり、過酷な自然環境や災害後などの状況で生き残るための救急法ということです。
大自然を想像する方が多いでしょうか。
山とか湖とか離島とかその他いろいろ、アウトドアする方好きそうな場所はだいたいウィルダネス状況下となりえますね。
ちょっと田舎というだけでも大雨とかで道がふさがれたりしたらウィルダネス状況下になります。
また、定義をよく読んでみると都市部でも大雪とか地震が起きた場合はウィルダネス状況下になりえるということですね。
つまり何が言いたいかというと、
ウィルダネス状況下は日本のどこでもなりうるということで、ウィルダネスファーストエイドはそのシチュエーションでの応急処置の技術ですからだれにとっても為になるということですね。
普通の応急処置とはちょっと違うわけです。
アウトドアシーンで必要な救急の知識・技術
一般的な応急処置とは違って、設備や人が足りなかったり、助けに来てくれるまで数日間処置し続けなければならなかったりします。
たとえば一番ベーシックなコースのシラバスには下記のようなことが書いてあります。
- 一次救命処置(CPR、AED、気道異物除去、大出血への処置など)
- 重要器官系の理解(循環器系、神経系、呼吸器系)とその重要器官系への問題
- 不安定なケガ(骨折など)
- 安定したケガ
- 副木(スプリント)固定ガイドライン
- 低体温、高体温と熱中症
- 溺れ
- 雷、感電
- 傷や火傷
- 毒、アナフィラキシー
- 傷病者の移動
知らないことばかりですし、知っていてもいざという時に身体が動くかは微妙ですね。
レベルが上がるとケーススタディで実践的になるみたいです。
資格について
WMAI(Wilderness Medical Associates International)が1981年から世界的に取り組んでおり、日本でも2007年から講習が受けられるようになっています。
受講者は様々で、
- 大学生
- 専門学校生
- 医学生
- キャンプや野外活動を行う団体職員
- 僻地で活躍する救急救命士
- 一般企業職員
- 政府関係者
などなどいろんな方が参加しているようです。
日本では現在WMAJ(Wilderness Medical Associates Japan)が主催で講習を行っております。
ちなみに、コースの種類は5つあり、レベル別でわかれています。
下に行くほど難しく、初級者からプロ級までを対象としています。
16歳から参加ができます。
WFAベーシックレベル(2日間)
WAFAアドバンスレベル(4日間)
WFRプロフェッショナルレベル(4日間)
WALS医師レベル(5日間)
WEMT救急救命士レベル(5日間)
参考)http://www.wildmed.jp/products.html
最後に
個人的には興味ありです。
地震とかそろそろきそうですし勉強しておくべき内容ですね。
あと、レベルが分かれていてバッジみたいなのがあって、、、なんかめっちゃそそられます。
ゲーミフィケーションというやつでしょうか。
全く関係ないですがこういう心理学的なやつもめちゃ興味ありです。
ではでは。